【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2008年)

2008年09月16日

羅臼町T.A.さん
旭岳に稚内に・・・胸中お察しいたします。昨年から今年の状況を受けて来年を想像してしまうと、また、今の低地の状況から山の上のお花畑を想像してしまうと、途方に暮れそうになるので、やめて目の前のセイヨウを獲ることだけに専念しようと思います。

2008年08月20日

東川町T.T.さん
【マルハナ通信008-010】今年の捕獲、すでに昨年を上回りました & 決定的瞬間!を読ませて頂きました。決定的な写真や、蜂の穴掘り情報等をびっくり・楽しく読ませて頂く共に、素晴らしいハンターさんが沢山いらしゃる事に嬉しくなりました。こんな人達がこれからももっともっと増えていきます。セイヨウの撲滅活動、皆さんがそれぞれにお持ちになっている、自然への素朴な思いが撲滅へとつながると思います。

2008年08月10日

旭川市M.M.さん
標本ありがとうございました。立派な女王ですね。私はいつもすぐに冷凍してしまっているので、動かなくなってゆっくり見られる頃には縮んで丸くなってしまっています。標本でじっくり見ると女王は一目瞭然。先日の幼虫・蛹といっしょに学校に持って行きます。生徒の中には関心を持っている子もいるので、バスターズの輪が広がって自然を維持することの大切さを考えるきっかけになってくれたら・・と思います。

2008年07月31日

上富良野町Y.E.さん
今飛んでいるセイヨウオオマルハナバチには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。せめて最後は、腹一杯、蜜の食事を取っていただこうと、蜜の吸うのを待って、吸い終わったら、5センチくらい飛び上がって一瞬止まるようなので、そこをねらっています。協力者も逐次増えてきていますが、無理せず、自分に出来ることをお願いしています。

2008年07月24日

旭川市M.M.さん
今年はほとんど姿を見ることのなかったセイヨウがうちの庭に帰って(?)きました。と言っても一昨年(昨年夏は旭川を留守にしたので)よりずっと少ない数ですが。バスターズさんたちの努力のたまもの?地球温暖化のせい?農薬被害?などいろいろ勝手な憶測のなか、大原さんと私で一致させたのが「今年、旭川の春先の急な暑さの後の急な冷害でアスパラもセイヨウも被害にあった」という意見でした。それがそのとうりだったかどうかはわかりませんが、激減したセイヨウが帰ってきて悲しまなければならないところ、逆にほっとしている自分がいます。

2008年07月10日

南幌町Y.S.さん
9日富良野のラベンダー園にいきました。一緒に行った友人からは、何見てるの?ラベンダー見にきたのでしょ。私の目は、マルハナを探しているのです。残念ながらセイヨウを2匹目撃してしまいました。救われたのは、エゾオオマルがセイヨウより多かったこと。他に細身のマルハナが懸命に蜜集めをしていました。

2008年06月30日

上富良野町Y.E.さん
昨年7月28日より参加させて戴いているので、昨年の事は、判りませんが、この6月 こんなにも沢山のセイヨウオオマルハナバチが居るのに、ただただ 驚くばかりでした 又 セイヨウが在来蜂を攻撃している 場面も目撃しました。セイヨウは強いんだね、異常気象し言われるこの頃、難しい事は判りませんが、今 やれる事を 今 と言う気持ちで7月も 頑張りましょう。

2008年06月28日

南幌町Y,S,さん
南幌町自宅付近、今まで観察していた所ですが道内のあちこちのように少なめの出没です。ルピナスの結実も減少気味。でも、これから彼らの大好きなボリジーの花が咲くので働き蜂がくるかも、、、、。この、マルハナの活動以来ただ怖いと思っていたハチへの思いが変わりました。庭、畑にでて耳元でぶ~んと音がするとニタッとしてしまうのです。すばやいので、確認するのが大変!セイヨウとエゾはすぐに見分けられますが、他のマルハナはとっても難しい。あっという間に夏が終わってしまいます。在来種が今後どれくらい確認できるか不安と期待が入り混ざっています。

2008年06月07日

帯広市K.S.さん
生物多様性がなぜ大切なのかという問いに返答に困る自分がいます(確信がいまいち実感できないからか?)。同時に外来生物の侵入がなぜいけないのか?これも何が直接的に人間生活に影響を及ぼすのか、伝えるのに困る自分がいます(人間は直接自分に被害が及ばないと気づかないんでしょうね)。セイヨウを捕獲しても、自分の生活に直接的な被害(生命、財産など)を防止することにはならないのだろう。でも、生物すべてが形態、生態を進化させてきたように、人間はそれぞれ文化を築きあげてきたはず。もし、それが失われることがあったら?それは生命の危機ではないけれど、自分の持っている何か(幼少の思い出とか体験のようなもの?)を喪失する可能性があるのかもという漠! 無 とした危機感があります。それはとても悲しい。自分の生まれ育った自然や文化が失われるのは悲しいことです。これを原動力に外来生物駆除を呼びかけられたらとも思うのですが、上手い言葉が見つからないんですよね(特に子どもにわかりやすく説明ができません)。オオハンゴンソウが咲き、セイヨウオオマルハナバチが飛び、ブラウントラウトが釣れ、ウチダザリガニが池で採れる環境しか身の回りになければ、それが当たり前の自分の文化と認識されてしまう世代が育ってしまうのかも。それは避けたいです。

2008年04月16日

東川町M.T.さん
2007年は何より「セイヨウオオマルハナバチ」の運動が東川町で広がったことも大きな出来事でした。「東川と大雪の自然を守る会」が出来て交流が広がったこと、東川よりももっとすばらしい活動をしている沢山の先輩がいる中で、東川に慰霊碑を建て、「慰霊祭」をしてもらえたこと、などなど、心温まる沢山の経験も出来ました(大雪と石狩の自然を守る会・会報「カムイミンタラ」VOL.27より)

2008年04月15日

上富良野町Y.E.さん
本日メールしたのは、昨年、監視活動終了後、20年に向けての活動の第一歩として、町民に知らせなければと思い、資料を持参し、町役場に何回も足を運び、、広報誌を通じてのお願いしたところ、この度、添付の如く、広報誌にて、一番良い時期に全町に宣伝する事が出来ました。全町民が一頭捕獲して戴くだけで、12.000頭捕獲出来るし、又 今まで、見過ごして居た人たちが、関心をもって、頂ければ良いかなと思っております。捕獲頭数の報告数が少なくても、要はこの地区から、一頭でも居なくなる事だと思っています。

2008年04月03日

東川町T.T.さん
今日、セイヨウの様子、花の咲き具合を見にキトウシ山の斜面へ行きました。山肌には福寿草が咲き、カタクリはつぼみ、エゾエンゴサクは少し咲いていました。今日は、セイヨウの確認は出来ませんでしたが、まもなく会えそうです。セイヨウオオマルハナバチの慰霊碑には 「ごめんね、今年もはじめるよ」と声をかけてきました。