【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2009年)

2009年11月23日

岩見沢市T.Y.さん
雨天以外はセイヨウは自宅庭で毎日のようにみかけるのに対して、在来マルハナはほとんどみることはなく、希少なんだと思います。シーズン中に確認したのは5度だけです。

2009年11月16日

大樹町Y.K.さん
昨年はセイヨウはいなかったので安心していましたが、今年1頭みつかり以後注意していました。よかったことにこれだけでした。

2009年11月11日

稚内市M.Y.さん
(10月の報告より)10月1日、全種のハチが減って驚いています。昨年より早いように思います。

2009年11月03日

旭川市T.I.さん
初雪がしっかり積もって、マルハナバチの活動も終わったことでしょう。10月28日に新女王最後の捕獲、出勤時気温5℃位なのに訪花、驚く生命力を見せ付けられますね。越冬明け女王の多さが目立ち、その後働ハチが少ない様相でしたが6月下旬ころより例年通りに居たようです、但し天気が安定しませんでしたね。新女王が7月頃から見られ昨年は1800頭位、今年は20数頭、時間が取れたとき観察するも居ない、すると疎かになりますね、ただ職場でお昼付近を観察するとやはり2006、7年同様でしょうか。少ないのですがつい先日まで居るのが不思議で、どうしても2化を感じていますね。営巣駆除は旭川市保健所に情報提供をせず、自分が通勤時発見した1箇所でした。範囲の拡大は愛別町、美深町に定着を、上川町で働数頭、女王ダンゴ付(8月8日)、新女王と見ています、段々広がりを感じています。不思議なことに枝幸町では、2006年から捕獲(働、新女王共)していますが、頭数が増えていなようで餌資源が少ないせいでしょうか。来春はどのような状況になるのでしょう。

2009年10月27日

北見市K.Y.さん
(5月~6月の報告より)人の気配に敏感に反応する。気温が高い時間は活動が少なく、朝夕の涼しい時間帯に活動する。昨年多数飛来していたポピーの群生に今年はほとんど見かけない。
苫小牧市Y.C.さん
(5月の報告より)自宅の庭では昨年のこの時期には1~2頭見かける程度でした。今年の多さ(しかも女王バチの多さ)にとても驚いています。

2009年10月26日

旭川市T.K.さん
この20日で 捕獲した女王蜂の多くは コルチカムの少ししおれかかった花で捕獲、背丈の高いカクトラノオで捕獲した個体は倒れた花の下側で捕獲するなど、定位置での捕獲がほとんどでした。動きが緩慢になっているものが多く(ワーカーも) まるで 蜜に酔っているかのようでした。寒いとはいえ 気温が少し高めに推移しているので 時間の許す限り捕獲を続けるつもりです。

2009年10月20日

旭川市M.I.さん
(9月の報告より)捕獲場所は道路沿いの花壇で赤紫のサルビアと黄色のマリーゴールドが筋状に植え込んである。なぜか紫サルビアのみにハチをみかけ、捕獲する。

2009年10月15日

新冠町N.S.さん
(7月~8月の報告より)花壇に多くの種類の花が咲いていたが8月中旬以降セイヨウだけ飛来がなくなった。7月上旬、飛来数の割合はセイヨウ6、在来4くらいです。
岩見沢市Y.A.さん
(8月の報告より)エゾオオマル1頭がセイヨウの調査中混じって飛ぶ。昨年、一昨年までは認められなかった。

2009年10月14日

札幌市T.T.さん
札幌も最近はすっかり寒くなり、近郊の山にも積雪がみられるようになりました。コスモス群落も一部を残しすっかり枯れてしまい、セイヨウの季節も終わりかけですね。

2009年10月01日

旭川市T.K.さん
ついに、10月にはいりましたね。日差しもすっかり秋めいて 朝晩の冷え込みも徐々に強くなってきました。気温が下がったせいか セイヨウオオマルハナバチの活動も激減し ミツバチや在来種活動が目につくようになりました。たまに女王蜂をみかけると その大きさが際立ち 思わず息を飲み込むくらいです。

2009年09月26日

旭川市T.K.さん
こちらは めっきり寒くなり 21日には 9月では10年振りという 初霜が降りました (平年より10日、昨年より25日早い!)。そのせいもあるのでしょうか セイヨウオオマルハナバチの活動も めっきり鈍くなってきたように感じます。捕獲できる 個体数もかなり 減少してきました。そのぶん 在来種の目撃がかなり増えてきたように思えますね。 面白い報告です。9月19日(土)13:45頃 石狩川堤防で捕獲中の出来事大型のスズメバチがムラサキツメクサの間を飛行しているので 注意してみていたところ 突然 吸蜜中のセイヨウオオマルハナバチに襲い掛かり あれよあれよというまに噛み砕いて肉団子状してくわえて飛び去っていきました。 あまりのすばやさと手際のよさにびっくり!普段 見かけない光景でしょうが もし 捕獲中に スズメバチが 花畑を飛び回っていたら 自分が刺されない様に注意をするのはもちろんですが このようなことが観察することが出来るかも知れません。

2009年09月24日

帯広市T.M.さん
帯広市内全域でセイヨウを確認するようになりました。私が見た限りでは、在来種は見かけません。

2009年09月23日

音更町M.N.さん
今年始めて春先に1匹見掛けましたが今日迄見掛けませんでした、この地(芽室町北明)には10年通っていて始めて捕えました。コスモスに他の蜂に混ざりセイヨウも居ましたこの時期余り花も咲いていないのでコスモスに集まります。

2009年09月15日

旭川市T.K.さん
北海道はすっかり涼しくなりました。先日 大雪山系の主峰旭岳(標高2291m)に 平年より12日早く初雪が降りました。紅葉とのコントラストは見事ですが 確実に冬に 一歩近づいたようです。実績を 去年と比較させていただいてますが 旭川での捕獲が減少して 北見での捕獲が格段に向上しましたね。昨年は腕章をされた方が捕獲されていたのを2-3回見たのですが 今年は見かけず 推測ですが バスターをやられている人が転勤されたのでしょうか?なかなか 身近にいても情報交換が出来ないジレンマがありますが めげずに雪が降るまで捕獲を続けてみようと思います。

2009年09月10日

上富良野町Y.E.さん
(7月の報告より)7.3 早咲きラベンダーも咲き誇りそろそろラベンダーに来ているかと探索するも、一頭も観察できず、私の周りにはなかなかでてこないのかな、その辺も女王バチをかなり防除したからな。 7.20 天候不順が続き、低温、降雨とハチの飛べない状態が繰り返していたが、本日は条件もそろい、働きバチが一斉に活動を開始したようだ。ラベンダーも見頃を迎え、セイヨウが群れをなしており、花粉団子をいっぱい抱えて動作が鈍く防除しやすかった。 7.31 7月は雨と低温及び日照不足でハチの活動できる日が少ないように感じられたが巣を守るためには悪天候時でも働かなければ上時になるので小雨時もさっさと働いていた。人間の勝手で異国より連れてこられて働かされておまけに悪者扱いで駆除され、複雑な気持ちと気の毒ではあるが駆除しております。次に生まれるところは一生を全うできるところで悠々と生活してほしいものです。

2009年08月31日

七飯町E.K.さん
8月、女王も居ないし、本当に目撃数が少ない。

2009年08月28日

旭川市T.K.さん
今年の北海道はご存知のように天候が不順で雨の日が多かったり花の開花期間が短かかったりでバスターも大変です。しかしながら春先はエゾムラサキツツジ、エゾヤマザクラ、ハウチワカエデ、ハヤザキヤマガラシ等に集まる女王蜂を多数採取ができ、やはり早めの駆除の重要性を実感いたしました。さて、女王蜂の新個体が発生しているとの情報から 主に石狩川の堤防を中心に(訪花対象はムラサキツメクサ)捕獲を再開いたしましたが 昨日捕獲している最中にネットの中で交尾を行った事例が発生しました。小生には ワーカーとオス蜂の区別はつきませんが実際にオス蜂が発生していることを確認することが出来ました。

2009年08月20日

七飯町E.K.さん
例年に比べてなんとなく変です。いつもは今頃は女王がたくさん見られますが、今年は女王どころか働き蜂もあまり見られません。

2009年08月01日

七飯町E.K.さん
函館では7月、観測史上過去二番目に雨が多かったと言います。セイヨウオオマルハナバチも、雨が多く腹を空かしているんでしょう。先日は訪花していた蜂を捕殺しましたが完全に飢餓状態なのが居ました。

2009年07月24日

七飯町T.O.さん
こんにちは! 今季はどうなっているの?という状況がつづいていましたが、ラベンダーの花が最盛期を過ぎた頃からセイヨウの活動が活発化したようです。やはりセイヨウの大のお気に入りはラベンダーですね!7月20日、セイヨウの観察も兼ねて七飯町の北に連なる横津岳(1167m)、烏帽子岳(1078m)にハイキングに行ってきました(天気は晴れ、時間はおよそ10時~13時30分)。横津~烏帽子岳にかけてのなだらかな稜線は、小規模ながら湿原あり沼ありでさながらミニ道東の景観を呈しています。花はムラサキツメクサ、フランスギク、ヤグルマソウなど平地でもよく見られる花のほか、稜線上ではエゾニュウ、エゾタカラコウ、ニッコウキスゲ等がちょうど見頃でした。中でもエゾニュウの花という花には、ハエ、アブ、ハチの類がびっしりとまっていましたが、セイヨウは確認できませんでした。

2009年07月04日

札幌市T.T.さん
花の種類も増え発見率も上がりましたが、個体が非常に小さく、花粉団子付きの個体も見られたので、初期の働きバチと思われます。女王蜂はみかけなくなり、極小の働き蜂ばかりですね。しかし、初期の働き蜂の捕獲も巣の発達妨げに効果があるので、捕獲しました。

2009年06月30日

旭川市T.I.さん
今年は越冬明け女王が過去最高の捕獲数ですが働きハチは少ない、昨年までのように働き蜂防除はしていませんが1・2箇所を定点で捕獲、5月中旬までは好天、下旬から曇・雨が多い日々でしたので営巣に影響したのでしょうか。堤防のムラサキツメクサ観察しても数頭、非常に少ない。5月26・27日とただただ飛び回る女王、普通は人間を見ると飛び去るのですが、又は地面付近を飛び巣探し行動なのですが。捕獲し、頭部確認も綺麗ですので新女王なのか、それとも越冬女王が優雅に独身を謳歌しているのか。愛別町では女王が多く捕獲拡散・生息数の拡大です。

2009年06月21日

鹿追町H.I.さん
今日は夏至ですが霧模様で気温は10℃内外、それでも「セイヨウ女王」がひとり、 姫オダマキで朝から忙しく働いていました。この個体とエゾ女王が今年は家族を持てないようです。これは環境悪化のせいかと思っています。2日前にはアカマル女王とエゾナガも見えました。水天宮の小さな社でエゾとアカマルの死骸を発見したのを機会に、捕らずに撮っていましたが、冷春の昨年の彼女たちの行動から、これら3種類の生態・行動の違いに気づきました。体温が下がると3種類とも石や路面で暖をとってから帰宅?するけれど、帰る家がないと、セイヨウはその場で木の枝や地面にキャンプ(冬眠)するが、エゾとアカマルは避難小屋を探してそこに避難するようです。その避難小屋がたまたま水天宮の社だったのです。今年の春は温かかったのでエゾが6頭避難していました。目覚めのころは在来種と同じくらい見たマルハナバチたちですが、娘たちがせっせと働き出のはしセイヨウのみです。耐寒温度はセイヨウの方が数℃低いようです。

2009年06月15日

網走市H.I.さん
こちら(網走市)は気温が低めに経過しており、まだ働きバチより女王が圧倒的に多い状況です。

2009年06月09日

恵庭市S.S.さん
5月22~24日まで道東の帯広、中札内「六花の森」、「紫竹ガーデン」東藻琴「芝桜公園」、温根湯温泉「つつじ公園」、遠軽「太陽の丘えんがる公園」、上湧別「チューリップ公園」、滝上「滝上公園の芝ザクラ」を見に行ってきました。天気が余り良くなく霧雨模様で、セイヨウは全く見ませんでした。恵庭も19日以降は全く見あたりません。
東川町T.T.さん
大雪山麓の花達も模様替えし初夏の花が一斉に咲き始めました。それを待っていた様にセイヨウの働き蜂が活動を始めました。

2009年06月01日

紋別市F.Y.さん
エゾトラマルハナバチを自宅で見つけました。セイヨウが10頭ほどいた中にたった1頭でした。

2009年05月31日

深川市N.M.さん
最近、駆除しながらもよ~く見ているのですが、セイヨウ君が本当に害があるのかどうか疑問を持ち始めました。盗蜜の現場を見ていないからだと思うのですが・・・。身近に寄ってくるセイヨウ君は正面から受粉を促しながら花から花へと飛び回っているように見えます。 こんなに優しそうなハチに網を振っているのが本当にいいのだろうか?

2009年05月21日

恵庭市H.T.さん
昔は見かけることのなかったハチがたびたび庭にいるので、調べてみて活動を知りました。微力ながら応援させていただきます。

2009年05月16日

江別市A.Y.さん
エゾオオマルがセイヨウと同じハスカップに訪花。本日の観察頻度は、エゾオオマル:セイヨウ=2:1 レベル (エゾが活性化)

2009年05月12日

江別市A.Y.さん
北海道も桜の開花と同時に,野山の草花も一斉に咲きだして昆虫たちの活動も活発になってきました。今年の北海道は気温が高いためか,例年よりもハチの活性は高いようです。私の自宅はすぐ目の前が原始林のため,エゾマルもセイヨウも同程度の頻度で観察できていたのですが,今年はまだセイヨウしか観察できていません。エゾコマルはムスカリでよく吸蜜しているのですが…。

2009年05月07日

函館市J.K.さん
じっと止まっていたので写真に撮ることができた。動きはセイヨウに比べてにぶいように思います。警戒心が薄いのかな?(事務局:エゾナガマルを撮影されました)
旭川市T.K.さん
北海道は 連日晴天続きで つつじや 桜の花が一斉に咲き誇り 見事ですよ。急激に温度が上がったせいか セイヨウの活動も活発になってきたようです。4月下旬は エゾ紫つつじに多く集まっていましたが 桜が咲くと一斉に桜に群がっています。期間が短いので 蜂たちも必死なのかもしれませんね。この一週間で100匹を超える個体を採取し 乾燥作業に入っていますが さすがに 大きな個体の女王は圧巻ですね!花の中で行動の鈍い個体を捕まえて ほくそえむと 必ずと言っていいほど エゾコマルか もしくはエゾオオマル のことが多いです。取り逃がすと彼らは 威嚇する様に何度も周囲を旋回してから 飛び立ちます セイヨウが さっと飛び去るのとは 若干違いがあるようですねー。在来はおっとりした性格なのかもしれませんね。

2009年05月06日

旭川市N.M.さん
昨年は、東川町の捕獲作戦でお世話になりました。5月6日1匹、7日1匹を近所の方の家の中と、自宅の庭で捕獲しました。ご近所の家の中にハチが入ると聞いて、セイヨウの説明をすると、さっそく捕獲にご協力いただきました。旭川市内にもたくさんいるようですが、認知度が低く、はじめは知らないという返事でした。おしりの白色、うるさい羽の音で、違いはすぐにわかったそうです。ガーデニングをされる方々や早朝からの庭や畑仕事にでる方の協力がいただければ、捕獲数も増えそうです。庭には、在来種もいました。ベランダの窓に止まったところを写した写真を添付します。ピントが合っていませんが、何というハチでしょうか。(セイヨウ事務局:エゾオオマルハナバチの女王でした)
上富良野町Y.E.さん
どれもこれも、営巣場所の探索中、横の縞々の模様が鮮やかで、セイヨウより黄色であり、もしかしたら新種かと思うくらい。(セイヨウ事務局:エゾオオマル女王を観察されました)
上富良野町Y.E.さん
5.3エゾムラサキツツジに、女王蜂が、群れをなしていた、初めて観察出来た貴重な体験をした。この時期すべて、女王蜂である。今、一頭を防除すると、真夏の5.6千頭を防除した事になると信じて、兎に角、防除に努める。