【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
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参加者からのおたより(2009年)

2009年06月21日

鹿追町H.I.さん
今日は夏至ですが霧模様で気温は10℃内外、それでも「セイヨウ女王」がひとり、 姫オダマキで朝から忙しく働いていました。この個体とエゾ女王が今年は家族を持てないようです。これは環境悪化のせいかと思っています。2日前にはアカマル女王とエゾナガも見えました。水天宮の小さな社でエゾとアカマルの死骸を発見したのを機会に、捕らずに撮っていましたが、冷春の昨年の彼女たちの行動から、これら3種類の生態・行動の違いに気づきました。体温が下がると3種類とも石や路面で暖をとってから帰宅?するけれど、帰る家がないと、セイヨウはその場で木の枝や地面にキャンプ(冬眠)するが、エゾとアカマルは避難小屋を探してそこに避難するようです。その避難小屋がたまたま水天宮の社だったのです。今年の春は温かかったのでエゾが6頭避難していました。目覚めのころは在来種と同じくらい見たマルハナバチたちですが、娘たちがせっせと働き出のはしセイヨウのみです。耐寒温度はセイヨウの方が数℃低いようです。