【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2009年)

2009年07月24日

上士幌町H.I.さん
今年は春の女王は昨年の数倍いましたのに6月から冷湿多雨の日が多いせいか、働き蜂の姿が少ないです。たまに見ても大きめの半分もない小さい個体が大半です。
七飯町T.O.さん
こんにちは! 今季はどうなっているの?という状況がつづいていましたが、ラベンダーの花が最盛期を過ぎた頃からセイヨウの活動が活発化したようです。やはりセイヨウの大のお気に入りはラベンダーですね!7月20日、セイヨウの観察も兼ねて七飯町の北に連なる横津岳(1167m)、烏帽子岳(1078m)にハイキングに行ってきました(天気は晴れ、時間はおよそ10時~13時30分)。横津~烏帽子岳にかけてのなだらかな稜線は、小規模ながら湿原あり沼ありでさながらミニ道東の景観を呈しています。花はムラサキツメクサ、フランスギク、ヤグルマソウなど平地でもよく見られる花のほか、稜線上ではエゾニュウ、エゾタカラコウ、ニッコウキスゲ等がちょうど見頃でした。中でもエゾニュウの花という花には、ハエ、アブ、ハチの類がびっしりとまっていましたが、セイヨウは確認できませんでした。

2009年07月21日

七飯町E.K.さん
新女王がそろそろでてきてます。新女王は2頭見かけ、1頭は捕殺しましたが、1頭は怪我を負いながら逃走。今頃の新女王は今季新たな営巣繁殖活動をするのではないかと思います。

2009年07月16日

上富良野町Y.E.さん
営巣場所の発見報告です。市街地の住宅前の物置の床下から出入りしているところを前々からの通報により確認はしていたが、諸条件が旨くかみ合わずにいたが、本日、昨日からの雨も小降りになり、ハチもお腹が空いたと見られ、一斉に飛び出したと思われ、住民の通報により、現場に駆けつけた。 処置: 出入れ口を一箇所になるように、周りに土を盛り、出入り口にタマネギの袋を設置、袋に入ったハチは、袋の端に付けたペットボトルに入る様にした。尚、ボトルの中には、お酒を入れて誘道出来るようにした。 その他:住民の協力に感謝する。花粉玉を付けて帰巣したハチは入り口で、捕獲され、出ようとしたハチは、網の中に、そのうちに、撲滅する事でしょう。

2009年07月06日

札幌市S.S.さん
6月は寒冷、長雨のため花も余り咲かず見るのも少なかったです。

2009年07月04日

札幌市T.T.さん
花の種類も増え発見率も上がりましたが、個体が非常に小さく、花粉団子付きの個体も見られたので、初期の働きバチと思われます。女王蜂はみかけなくなり、極小の働き蜂ばかりですね。しかし、初期の働き蜂の捕獲も巣の発達妨げに効果があるので、捕獲しました。

2009年07月01日

雨竜町J.S.さん
月は自宅庭だけで46頭を捕獲、うち女王が19頭で花粉付は3頭だけ。6月10日までそのほとんどが女王で、働きバチはほんの数頭だけと例年にない出現状況に驚きです。6月は自宅庭だけで46頭を捕獲、うち女王が19頭で花粉付は3頭だけ。6月10日までそのほとんどが女王で、働きバチはほんの数頭だけと例年にない出現状況に驚きです。10日以後、24日までの2週間は女王も働きバチも姿を見せず、自宅庭のみならず近隣の庭や道路花壇にも、ルビナス満開なのに姿がありません。毎年6月の、働きバチが羽化するまでのこの時期は少なくなるのですがこれほどピタッといないのも「オーイ!セイヨウ、ヤーイ!」の心境です。
七飯町T.O.さん
こんにちは!またまた、久しぶりのレポートです。セイヨウに限らず、今季、ハチの活動が何故か不活発のようです。花は例年通り咲いているのですが・・。
上富良野町Y.E.さん
6月12日 上富良野町広報誌にセイヨウオオマルハナバチについて、防除以来の記事を掲載され、町民の方からの情報により、巣の確認とハチの確認に出向いたが、気温低下と、降雨等により確認できなかったが、確実に、町民の方の関心が高まった。 6月18日 久し振りに見つけ出したが、気候のせいか、何か 元気が無かった、特に、働き蜂は、昨年より小さい感じがした、又 昨年、群集していた場所を捜索するも、見つけ出せず、女王蜂防除の成果か、気候のせいか、寂しい気分にもなります。本当は良い事なのだが。尚 集まる〔好み〕花により、春から、 エゾムラサキ・フジ・ルピナス・ポピー等と変わっていくはずが、女王蜂を防除した事により、昨年群集していたルピナスには、今のところ、殆んど見当たらない、良いことでは有るが、これからのポピー・ラベンダーに期待?している。 6月24日 日中に探索したが、一頭も見当たらず、夕方、働き蜂 2頭 処置。 6月総評・・気候のせいか、5月に女王蜂を主体に防除した成果か、判らないが、昨年、群集していた場所の花を目標に探索するも、極端に少なくなっている、春一番の女王蜂の巣立ちころに、全道一斉の啓蒙活動を展開した方が、防除効果が上がるのではないかな、一考を要するのでは?