【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2009年)

2009年06月30日

旭川市T.I.さん
今年は越冬明け女王が過去最高の捕獲数ですが働きハチは少ない、昨年までのように働き蜂防除はしていませんが1・2箇所を定点で捕獲、5月中旬までは好天、下旬から曇・雨が多い日々でしたので営巣に影響したのでしょうか。堤防のムラサキツメクサ観察しても数頭、非常に少ない。5月26・27日とただただ飛び回る女王、普通は人間を見ると飛び去るのですが、又は地面付近を飛び巣探し行動なのですが。捕獲し、頭部確認も綺麗ですので新女王なのか、それとも越冬女王が優雅に独身を謳歌しているのか。愛別町では女王が多く捕獲拡散・生息数の拡大です。

2009年06月21日

上士幌町S.I.さん
今日はかねてから気がかりだった、音更町の生息調査をしてきました。その結果高速道路南の緑陽台団地でマルハナバチを確認しました。 その他R241号沿いの士幌との町境付近の「焼き肉の平和園」付近でも確認しました。 これで士幌から音更まで連続して生息していることが確認できました。なお、春に士幌町では東部の農村でも自宅付近で女王をたくさん見たと言う人がいました。
鹿追町H.I.さん
今日は夏至ですが霧模様で気温は10℃内外、それでも「セイヨウ女王」がひとり、 姫オダマキで朝から忙しく働いていました。この個体とエゾ女王が今年は家族を持てないようです。これは環境悪化のせいかと思っています。2日前にはアカマル女王とエゾナガも見えました。水天宮の小さな社でエゾとアカマルの死骸を発見したのを機会に、捕らずに撮っていましたが、冷春の昨年の彼女たちの行動から、これら3種類の生態・行動の違いに気づきました。体温が下がると3種類とも石や路面で暖をとってから帰宅?するけれど、帰る家がないと、セイヨウはその場で木の枝や地面にキャンプ(冬眠)するが、エゾとアカマルは避難小屋を探してそこに避難するようです。その避難小屋がたまたま水天宮の社だったのです。今年の春は温かかったのでエゾが6頭避難していました。目覚めのころは在来種と同じくらい見たマルハナバチたちですが、娘たちがせっせと働き出のはしセイヨウのみです。耐寒温度はセイヨウの方が数℃低いようです。

2009年06月15日

網走市H.I.さん
こちら(網走市)は気温が低めに経過しており、まだ働きバチより女王が圧倒的に多い状況です。

2009年06月13日

上士幌町S.I.さん
この広い十勝地区ではとても駆除の手が回りきれないと感じています。 比較的PRの行き届いている地域では、予想外の逆効果が起きているのではないかと懸念されることがあります。それは在来種の混獲です。似たようなことがあってもしかりと思うことが、十勝の一斉駆除であったのです。 集計の段階で 在来 / 総数 = 6/31 こんな成果? が出ました。幸いにそのうちの4頭は助けることが出来ましたけれども・・・。 もしこのようなことがあるとすれば、在来種にとってセイヨウより人の方が怖いですね。

2009年06月11日

雨竜町J.S.さん
セイヨウの報告 5月分を送付します。今年のセイヨウの動向は異常です。いつまでたっても営巣しない女王が数多く訪花、捕獲しています。今回の報告には数字が出てきませんが6月中旬、セイヨウ女王は営巣中で忙しく働きバチはまだ数が少なく捕獲総数が減っていたのがこれまでの傾向でした。未だに花粉を持たないきれいな女王が働きバチより数多く訪花しているのです。6月は8日現在で20頭を捕獲していますが、うち16頭が女王バチで花粉持ちは2頭だけです。14頭はホームレスのニートか叶姉妹のように独身貴族で優雅に花を渡り歩いていて御用となっています。当地ではセイヨウの生態に影響を及ぼす営巣地の大規模な改変などなく、いつも変わらぬ田園風景です。ちなみに2008年6月は捕獲女王は0頭、33頭が全て働きバチだったことからも異常な生態が伺えます。道内各地ではどのような現象なのでしょうか、興味ある結果です。

2009年06月09日

恵庭市S.S.さん
5月22~24日まで道東の帯広、中札内「六花の森」、「紫竹ガーデン」東藻琴「芝桜公園」、温根湯温泉「つつじ公園」、遠軽「太陽の丘えんがる公園」、上湧別「チューリップ公園」、滝上「滝上公園の芝ザクラ」を見に行ってきました。天気が余り良くなく霧雨模様で、セイヨウは全く見ませんでした。恵庭も19日以降は全く見あたりません。
東川町T.T.さん
大雪山麓の花達も模様替えし初夏の花が一斉に咲き始めました。それを待っていた様にセイヨウの働き蜂が活動を始めました。

2009年06月04日

上士幌町S.I.さん
今年は昨年の数倍のハチを見ました。この時期(5月)に蜂たちの集まる花、エゾムラサキツツジは 約 4:1=個人住宅地内:公園 なので駆除効果には限度がある。昨年は2週間ほどで90頭の捕獲数だった。エゾムラサキツツジの花は後2/3日で終わる。12日に働き蜂捕獲視した。

2009年06月02日

上富良野町Y.E.さん
北海道は気候の変動が激しく、ここ何日も、セイヨウオオマルハナバチの姿を確認しておりません。 5月の初めに女王蜂を徹底的に駆除したせいか、天候の影響か解りませんが、女王蜂も働き蜂も、この地区では確認しておりません。条件が揃えば、又活動するものと予想されるので、気を緩める事無く、次に備えて行きたいと思っております。

2009年06月01日

紋別市F.Y.さん
エゾトラマルハナバチを自宅で見つけました。セイヨウが10頭ほどいた中にたった1頭でした。