【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2006年)

2006年07月29日

日高町S.A.さん
図書館のオムツハンターズたちは、自らをハチバカと呼ぶようになり、ハチ捕りツアーを計画するやら、夏休みの家族旅行にも、網とケースを持参し、目撃情報のない町で捕獲する気満々です。浦河町のウツギがたくさんある公園の花が見ごろだという新聞記事を見て、きっとセイヨウがいるだろうから、行ってみたいねと話題になったり、静内の桜で有名な二十間道路には、コスモスがたくさんあるから、花の季節になったら、みんなで行ってみようとか、毎朝、今朝は何匹とれたとかいうセイヨウの話題で盛り上がっています。

2006年07月28日

日高町S.H.さん
2,3日、ちょっと暑い日です。セイヨウ、トラ、ニセハイイロ、オオマル同じくらい少しずつ顔をみせてくれましたが、ちょっとセイヨウが増えつつあります。今日(28日)セイヨウの女王が現れました。そろそろ新女王の季節ですね。一時期ムラサキツユクサに何頭ものオオマルが来ていたのですが、その中にぴかぴかのオオマルの女王がいました。セイヨウとトラは同じくらいいるようで、花豆、とカボチャに来ています。カボチャはなぜか雄花でよく見つけるので、花ごと摘んでいます。今のところ花豆に来ているセイヨウは盗蜜せずにちゃんと正しく蜜を吸っています。

2006年07月27日

旭川市T.I.さん
市立病院の石狩川堤防のラベンダーで、二人で2時間で700頭捕獲しました。今、銀泉台、層雲峡など上川町での花のリサーチを担当していて、そのときもマルハナバチを見るようにしていますが、今のところ確認していません。最近は「ソバ」の花が咲き始め、パッチごとに調査をしてみています。捕獲をしていると、とにかく沢山の人に声をかけられるので、「カード」はとても役に立って有難いです。口頭だけでなくやはりカードを見せて説明するほうがわかりやすく「ああ、テレビでみた」という反応も多いです。

2006年07月21日

旭川市M.M.さん
ブルーベリーにマルハナバチが急にこなくなって、あんまり追いかけすぎたのかな、って思ってたんです。ハマナスも好きだったようですが、まだお花があるのに来なくなりました。カモマイル・キャットニップもたくさん咲いているのですが、好きじゃないみたいですね。先週末、うちの庭のオレガノ・ヒソップが一斉に咲きました。とたんにバチオくんが戻ってきました。オレガノ大好きみたいです。

2006年07月18日

千歳市J.H.さん
日曜日は、ウトナイ湖鳥獣保護センターでの「わくわく子ども探検隊」のお手伝いをしていました。ウトナイは現在環境破壊が加速度的に進んでいますが、観察したのは全てエゾでした。思うに、新興住宅地(恵庭)にセイヨウが多くて、私の住んでいる古い住宅地付近(千歳市中心街・青葉公園)にはエゾが多いような気がします。住宅地の開発でエゾの巣や採食場が破壊され、そのあとにガーデニングブームの中セイヨウが繁殖する・・・てな具合でしょうか。面白そうなので住宅地別に観察してみます!

2006年07月15日

恵庭市K.I.さん
娘の夏休みの自由研究は去年からセイヨウ問題についてやらせており、今年は標本もつけたいということで写真だけを送らせていただきました。北海道ではマルハナバチのことをクマンバチとよび、恐ろしいイメージが強いようです。その誤解を少しでも解けたら・・・と考えて、娘にも取り組ませています。その甲斐あってか、下校中に素手でセイヨウを捕まえた六年生を見つけたとか。刺されなければよいのですが・・・

2006年07月10日

恵庭市K.I.さん
6月11日捕獲の1頭を最後に自宅周辺でセイヨウをまったく見かけなくなりました。自宅周辺の空き地や公園、庭などで見るのは在来種ばかりで、セイヨウは絶滅したのでは?と錯覚してしまうほどでした。7月8日現在、セイヨウは見かけません。6月25日から千歳市の中央長都排水機場の裏で捕獲しています。排水機場の裏にはムラサキツメクサがテニスコート3~4個分の広さで群生しています。川沿いにムラサキツメクサが3キロくらい続いていますがその群生地以外では、働きバチの姿も見かけませんでした。

2006年07月06日

旭川市M.S.さん
うちでは金魚やコイの養殖をしています。養殖池の土手の土の中からいつもセイヨウが出入りしており、昨年、一昨年は主人が巣をつぶしました。今年も出てくるようであれば、連絡させていただきます。