【アーカイブ版】セイヨウ情勢 : 市民参加による外来種(セイヨウオオマルハナバチ)モニタリングと対策のためのリアルタイム情報共有サイト

- 最終更新日: 2015年12月28日
本サイトは更新を終了しました。北海道生物多様性保全活動連携支援センター(HoBiCC)が運営する新「セイヨウ情勢」をご覧ください。

参加者からのおたより(2010年)

2010年07月01日

恵庭市S.S.さん
恵庭の自宅周辺では6月5日以降全くセイヨウは見あたりません。昨年訪花していた花が咲いても見あたりません。滝野すずらん丘陵公園では、チューリップやいろんな花が咲いていましたがセイヨウは見あたりませんでした。ゆにガーデンではエゾコリンゴに女王1、その他1、エゾコマルと思われるのが4いました。

2010年06月30日

上富良野町Y.E.さん
6.12 天候に恵まれながらも、6.2~6.10までハチの姿を確認できず、女王蜂を採りすぎたかな? 良いことではあるが他のハチも見当たらず、やはり異常気象のせいか、又 他のハチも、極端に少なく、どう成っているのかな?と思いつつ、 ハチの羽音を求めて、昨年の居た場所を探しております。 6.14 花粉付き女王蜂を初めて確認・捕獲。 又、目撃数をすべて捕獲するも、例年よりかなり少ない。 6.18 昨年多数確認場所なれど 確認数が極端に少なく、このまま発生しない事を祈っております。 6.28 全国一の暑さにもかかわらず、日中の飛来は確認できなかった。
七飯町E.K.さん
花の開花が少ないとはいえ、蜂の数が極端に少ないです。いったいどうしたんでしょう。

2010年06月27日

匿名
我が家の庭で4月から6月12日にセイヨウの女王バチ4匹飛来と路上で一匹の死骸を見たのみで現在は花が満開にもかかわらず昨年と違い一匹の蜂も飛来しないのですが?とっても不思議です。春にマイマイ蛾の幼虫が大発生してあちこちで軒下など薬剤の散布が見られたのですがもしかして関係があるのかなと思っています。

2010年06月12日

音更町M.N.さん
蜂類は例年に比較し少ない様に感じます。天候不順で低温だったためでしょうか?

2010年06月06日

江別市A.K. さん
昨年春に女王30近く捕獲してからしばらくして7月初めに、シナノキにセイヨウワーカー数百が、シナノキ樹木の数分、おそらく2000以上が花に集まるのに、ずっこけたわけですが、その前の200×200メートルの土地は、牧草地しかし刈り取らず数年道端だけ除草剤まいているマメ科の丈の低いかたまって生える類のが広がっていました。あちこちに盛り上がっている場所、へこんでいる場所があり、一部分は、アシやヨモギの丈の長い部分と潅木がいくつか。 ここが売却されて商業施設になるのを昨年末に知りました。 わずかでも住宅街に接する石狩平野の地平線が望める場所で、冬は、天候荒れると吹き溜まりになりますが、雪溶け始めると早く、ヒバリとノビタキがよくみかけられて、営巣しているかもしれないので、鳥たちのすみかや餌を獲る場所また狭まり、牧草地以上に乾燥して埃っぽい場所になってしまうな、とあまり歓迎はしていませんでした。 トラクターが入り造成始まったのが4月末の連休前からです。 しかしご存知のように気温は、最近では低く、セイヨウ女王もなかなか姿をださず。 在来種は昨日二週間ぶりに20℃になり、ハイイロが現れてくれたぐらい。 以上の経過などから、この商業施設予定地にたくさんの、ノネズミの古巣あれば、エゾが利用、それをセイヨウが占拠して、ある程度以上のコロニー形成した可能性が。 そして、この春まだ低温で花が咲く時期に造成始まり、破壊された、のではないかと。 比較になるかわかりませんが、札幌の植物園が昨年各種の在来種マルハナいて、セイヨウもいるのは、ノネズミの古巣がたくさんいちばん近くにある可能性ある北大の農場は、安定した環境。あるいはやや離れてはいますが、豊平川河川敷にも、ノネズミ住める環境がまだ幾らかあり、日当たり良く雪溶け早い。今までは、どこにでも営巣して、いわば辺り構わず増えているイメージに支配されていましたが、環境が整えば、やはり大量の女王が一度にたくさんのコロニー形成する可能性もあるのでは、と。以上、なかなかセイヨウ自体みかけられないので。

2010年06月04日

旭川市T.I.さん
例年に比べ雪融けの遅れに伴い、花の開花、マルハナバチの出現も昨年より1週間くらい遅かったですね。06年から活動し、越冬明女王は07年は多く出現、08年と今年は同じ状況、08年の新女王が非常に多く、09年の越冬明女王も多く出現したが、何故か新女王が少ない、5月~ 6月に掛けて低温の影響なのか。新女王が少なかった割には今年の越冬明け女王は08年以上に飛び回っている。しかし急に気温が上がったことで、エゾムラサキツツジ開花直に桜が満開に、マルハナバチは高い所で飛び回り、只見上げるだけ空しい。セイヨウの防除はなかなか上手くいかない。6月1日にセイヨウ働ばちを確認、エゾオオマルの働も確認でしたがまた天候不順。行政は防除に具体的な対策はせず、ささやかな広報と一団体にお任せ。実労部隊はボランティア任ではね。極端な冷害が効果的なのでしょうか?

2010年06月03日

富良野市E.N.さん
今年は雪解けが異常に遅く、花の開花も早いところと遅いところで差が大きく、マルハナバチの活動もそれに連動して巣作り期間も長い様である。

2010年05月24日

江別市A.K. さん
本日観測ポイントを探して、近く歩いたついでにドラッグストアで、報告書のマニキュアのエナメル薄め液のところみせながら店員さんとやりとりして充分に不審がられながら、薄め液購入しました。雪解け始まってからのなかなか春の遅れが初夏の始まりにまでしぶとく、食い込んでおられる、江別並びに北海道です。セイヨウがやっとモニタリングポイントの自宅庭で観察されたのは5/1。-以降まだ捕獲女王5。-毎日観察されることなく、いても1個体。なお小樽長橋なえぼ公園自然館とは、近々セイヨウと在来動向観察確認に行くことになっています。昨年統計の小樽と共和各1のワーカーが、たまたまの飛来とは想像したくてもそれは無理。実際なえぼ公園のカタクリなどにはセイヨウ来ていると、自然館の方が確認されています。 大雪山のセイヨウ侵入の事実を知り、あとから倶知安から望む羊蹄やニセコアンヌプリ改めて気にかかるところです。

2010年05月21日

深川市N.M.さん
セイヨウの活動の季節がやってきました。 本来は歓迎すべき働きをしている彼らが・・と思いながら忸怩たる思いで捕獲しています。 の訪花虫は暖かくなってからでないと動き出しませんがセイヨウは朝の早くから夕方まで本当に良く働きます。本来は歓迎すべき事なのでしょうがこのことが他の生物にも影響を与えるのかもしれません。本当にどこでも見受けられるようになりました。もう、少人数のボランティアで捕獲していても結果が出るのかどうか心配しています。夏はほぼ捕獲をあきらめています。今の春のシーズンだけは気付いた範囲で捕獲はしていますが非力さを痛感しています。彼らはたくましく強い。人間を攻撃しないしなやかさが彼らの真骨頂だと思います。 今年は我家の桜も昨年からは一週間遅れています。くわえて雨や曇天、寒さなどで彼らの活動は低下気味ですが温度の上昇とともに益々元気に活動しています。1日中、時間が確保できて構えたらかなりの数が捕獲できますね。時間の合間に目に付いただけでこれですから・・・。まだ花粉ダンゴつきは確認していません。もう少し百花繚乱状態になれば現れますね。今年は最低でも10日は昨年より遅れています。