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【過去の情報】2007年度の集計がまとまりました!
発信日:2008年02月14日
発信者:菊池 玲奈
みなさん、大変ご無沙汰しております。 12月11日にお送りした【マルハナ通信013】以来、マルハナバチと一緒に 冬眠していた!?マルハナ通信。 ![]() 慰霊碑も雪の中・・・。 東川町のTさんが送って下さいました。 その間、沢山の方から2007年度の調査結果を送付いただき、ようやく、 2007年度の集計結果がまとまりました(遅くなってすみません・・・)ので、 下記にご報告いたします。 ★ 360名を超える方から、28,000頭近い捕獲報告が寄せられました ★ 今年は、368名の方から、27,778頭の捕獲報告が寄せられました。 2006年度と比較すると、モニターは150名増、捕獲頭数は約6,500頭 増加しました。 ハチを捕獲して、凍らせて、調査用紙に記入して、東大に送る・・・・ お忙しい毎日の中で、皆さんの思いとお手間を経て、こちらに届いた情報。 皆さんからいただくメールや調査用紙を見ると、実際は、もっと沢山のハチが 捕獲され、地域の方たちが関心をお持ち下さっていることを感じます。 活動して下さっているひとりひとりの皆さんが、地域での「広告塔」になって くださっているのでしょう・・・。皆さん、本当にありがとうございます。 市町村別の捕獲状況を添付しましたので、ご覧下さい。 ★ セイヨウの分布予測、進行中 ★ 今年1年皆さんからいただいた調査用紙、メールなどを全て読み返しながら、 皆さんの観察眼の鋭さ、マルハナバチや自然へのあたたかいまなざし、熱心に 捕獲を続けて下さっているご様子に、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。 いただいた情報をとりまとめて、3月中に報告書をお届けする予定でおりますので、 今しばらくお待ち下さい。 また、皆さんのおかげで「研究」も大きな進展を見せ始めています。 フラワーソン調査で収集された全道的な分布情報をもちいて、現在、セイヨウの 「定着警戒地図」の作成を進めています。この「警戒予測」が正しいか!? 皆さんが来年捕獲してくださるハチの分布情報と、モデルの予測を比較して、 皆さんの目で、私たちの研究を「検証」していただき、改善を進めながら、より いい活動に結びつけていければと思っています。 ![]() こんな感じ。赤い部分が、セイヨウの定着に向いていると予測される地域。 また、活動を進めて下さるにあたり、「今、どこでどのくらいハチがとれてるの?」という 問い合わせに対応できるように、リアルタイムでの情報公開の準備も進めています。 ![]() みなさんからいただいた情報を、こちらでデータベースに入力すると、地図にもそのポイント、 詳細が反映され、いつでもWEBページから情報を確認することが出来ます! ![]() こんな風に、航空写真と重ね合わせて、どんなところでよくとれているかを 確認することも可能です。 完成したら、皆さんにホームページのアドレスをお知らせしますので、ぜひ ご覧になってみて下さいね! 少しでもいい形で活動が展開できるように、皆さんからいただいた情報を最大限活用して、 私たちも研究の現場で頑張っていきたいと思いますので、どうぞ来年度もよろしくお願いします。 |
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