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使い方
Mahalo Buttonとは、データがどのように利用されたかという利用事例を登録、共有、活用するために、データセット公開ページに設置するボタンです。基本的な仕組みは、「データ作成者」がボタン(Mahalo Button)を作成し、「データ利用者」が利用事例(Mahalo Card)を登録することで、「潜在的データ利用者」がデータ利用事例を閲覧できるようになる、というものです。データ自体の説明としてのメタデータだけでなく、データの利用に関する豊富な情報も提供できることは、データリポジトリにとって大きなメリットとなります。
それぞれの利用者向けの主な機能については、以下のヘルプをご覧ください。
利用例
以下のボタンは、DIASで公開するデータセットの利用事例を100件ほど収集しています。
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Show Mahalo Cards for Global Soil Wetness Project Phase 3 Atmospheric Boundary Conditions (Experiment 1) | Mahalo Button
on
第3次 全球土壌水分プロジェクト 気象外力(実験1)
コンセプト - 「感謝のネットワーク」でデータ作成者とデータ利用者をつなぐ
オープンサイエンスの重要な課題であるデータ利活用の促進とデータ作成者の評価に貢献するために、DIASでは研究データ利用事例共有プラットフォーム「Mahalo Button」を開発、運用しています。
Mahalo Buttonはもともと、データ作成者とデータ利用者を「感謝のネットワーク」でつなげるというアイデアから始まりました。
オープンサイエンスでは、データ作成者の貢献を正当に評価することが課題となっており、そのためのソリューションとしてデータ引用(データサイテーション)に期待が高まっています。データ引用は、研究資源(論文、データ、ソフトウェアなど)の依存関係をすべて引用という仕組みに集約することで、多様な研究資源の貢献を統一的に評価することを目指しています。しかし、現在の引用は論文の引用に主に使われており、データの引用はまだ定着していません。また、データ引用は研究資源のつながり(リンク)は示すものの、何がどのように貢献したかという引用の文脈がわからないという問題があります。
そうした問題への取り組みの一つとして、Mahalo Buttonは「感謝のネットワーク」という新しいコンセプトを提案します。
感謝のネットワークは「恩返しつながり」と「恩送りつながり」から構成されています。
- 恩返しつながり:データ利用者はデータ作成者に対して、ボタンを押すことで感謝を伝えます。これは現在のインターネットでは一般的な操作です(例えば「いいね!」ボタン)。
- 恩送りつながり:ボタンを通してデータ利用者がデータに関する手法や成果を共有すれば、データ利用者の成果の広報が潜在的データ利用者への情報提供になります。そして、データ作成者のデータセット公開ページがデータに関する情報ハブとなります。
感謝のネットワークは、研究資源に付与されたDOI (Digital Object Identifier)などの識別子をリンクした構造となります。こうして成長したリンク構造のノードとなるMahalo Buttonは、データセットに関する成果発信の場となるだけでなく、成果を共有することを通してコミュニティに貢献する場にもなります。
詳細情報
Mahalo Buttonはアカウントを作成すればどなたでも利用できます。ただし以下に示す利用規約やガイドラインを守ってお使いください。
Mahalo Buttonに関するより詳しい情報については、以下のページをご覧下さい。
Mahaloアプリ
Mahalo Buttonで収集した利用事例は、Mahalo Button内の生成AIチャットなどで活用するだけでなく、Mahalo Buttonと連携したアプリを構築するという方法で活用することも可能です。
データセット単位での活用
NotebookLMとの連携は、データセットごとのMahalo Buttonの利用事例をGoogleのNotebookLMにアップロードし、そこでさまざまな生成AIサービスを活用した事例です。データセットの一般向け解説などに有用です。
リポジトリ単位での活用
Mahalo Researchは、データリポジトリが提供するデータセットの発見支援を、生成AIの活用で強化した事例です。Mahalo Buttonの利用事例から得られるリッチな情報を加えることで、データセットのメタデータよりも多様な検索方法を実現できます。
DIAS Dataset Usage Reportsは、データリポジトリが提供するデータセットの利用報告を、Mahalo Buttonから収集してリスト化した事例です。データリポジトリでは、データセットの利用報告を求めることもありますが、その一部の機能をMahalo Buttonアプリで代替することができます。
ニュース
- 2026-01-22
- Mahalo Researchを更新し、関連データセット検索機能を新たに公開しました。
- 2025-12-09
- DIAS Dataset Usage ReportsをMahaloアプリとして試験的に公開しました。
- 2025-11-27
- NotebookLMとの連携をMahaloアプリとして試験的に公開しました。
- 2025-11-26
- Mahalo ResearchをMahaloアプリとして試験的に公開しました。
- 2025-06-26
- Japan Open Science Summit 2025: 研究データ利用事例の収集・分析・活用に向けて
- 2025-06-25
- 操作説明書を公開しました。また利用規約を更新し、新たに利用のガイドラインを公開しました。詳しくは利用規約/ガイドライン/プライバシーポリシーをご覧下さい。
- 2025-06-20
- 研究データ利用事例共有プラットフォーム「Mahalo Button」に生成AI機能などを導入しましたの記事をDIASのトピックスに掲載しました。
- 2025-06-02
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システムの機能追加を行いました。
- Mahalo Cardに表示する書誌情報を充実させました。
- AI機能に利用するAIモデルを変更可能としました。
- AI Chatで参照したMahalo Cardのリンク機能を加えました。
- Mahalo Card作成者のためのダッシュボードを大幅に更新しました。
- その他、様々な機能に改良を加えました。
- 2025-04-25
- システムのバグ修正を行いました。
- 2025-04-08
- システムを更新し、大規模言語モデルの利用方法などを改善しました。
- 2025-01-29
- システムを大幅に更新し、デザインや操作性の面から様々な改善を適用しました。
- 2024-08-04
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システムを大幅に更新しました。主な更新点を以下にまとめます。
- Mahalo MessageをMahalo Cardに名称を変更しました。
- Mahalo Cardへの入力およびAI機能の利用にはログインを必須としました。
- Mahalo Card入力のためのAI支援機能を開発しました。
- Mahalo Buttonのデータセット利用事例に対するAI Chat機能を開発しました。
- データセット利用事例を素早く検索するための外部サービス連携機能を開発しました。
- Mahalo Buttonを複数人で共同管理する機能を追加しました。
- 2023-06-22
- DOIレゾルブ機能のロジックを見直し、DOIが安定してレゾルブできるようになりました。
- 2023-01-30
- ダッシュボードなどの機能を改良しました。
- 2022-09-30
- デザインやボタン登録機能などを改良するとともに、ボタン更新情報のRSS提供を開始しました。
- 2022-05-18
- Mahalo Buttonを更新しました。
- 2021-11-16
- DIASに研究データ利用状況の共有サービス「Mahalo Button」を導入しました
- 2021-09-22
- ログイン状態で入力したMahaloメッセージは、後から編集できるようになりました。また、設置したMahaloボタンに対する新着Mahaloメッセージのメール通知機能を追加しました。
- 2021-09-15
- プライバシーポリシーと利用規約を改訂しました。
- 2021-07-15
- 復旧はおおむね完了しました。
- 2021-07-07
- 一部の機能に障害が発生しており、復旧を進めております。
- 2021-07-01
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Mahalo Buttonを公開しました。
ROIS-DS人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、Mahalo Buttonの利用を開始しました。