SYNCREEL - 複数タイムラインが同期した画像ブラウザ
SYNCREELは、Adobe Flashの運用停止に伴い、サービスを終了しました。以下は過去の情報のアーカイブです。
SYNCREELとは?
SYNCREELは、時間の経過とともに蓄積されていく大量の画像を、タイムラインとして閲覧できる画像ブラウザです。複数のタイムラインが同期しながらスクロールする機能を活用すれば、多くの地点で同時に観測された画像の同時閲覧、多くのセンサで観測された画像の同時閲覧、多くの画像処理手法で変換された画像の同時閲覧などが可能となります。
SYNCREELの大きな特徴は、様々なスピードの変化を時間軸上で眺めることができる点にあります。1分単位での画像の変化を眺めることもできれば、1ヶ月単位での画像の変化を眺めることもできます。表示する時間間隔を変更しつつ、左右にタイムラインをスクロールすることで、時間軸上を過去から現在まで自由に移動してみてください。またタイムラインの上下は入れ替えることができますので、同時刻の様々な画像を比較することも簡単です。
またSYNCREELでは、画像の内容を表現する「タグ」を最大で7種類付与することができます。タグには、画像を撮影した時刻に関する情報や、画像の内容に関連する情報(画像を解析した結果等)などをつけることができますし、必要であれば利用者が自分の目的に応じてタグをつけられるような仕組みを作ることも可能でしょう。タイムラインの中から欲しい画像を意味的に絞り込んで検索する際には、お目当てのタグ内容に対応する色の円を目印にしながら、時間間隔を狭めて必要な画像を絞り込んでください。
利用例
このように、SYNCREELを使えば、時間的に変化する複数のタイムライン画像を自由自在に閲覧するためのウェブサービスを構築できます。ソフトウェアの設定を変更するだけで、固定カメラや気象データなどへと用途は広がります。現在のところ、以下の利用例があります。
- デジタル台風 SYNCREEL - 100年天気図などの画像を閲覧